柳川市旭町のインプラントは相浦歯科医院へ

歯　周　病　と　口　臭

最近、インターネットのニュースを見ていると、口臭に効果があると言うサプリメントの宣伝が目に付きます。口臭の原因は色々ありますが、主なものとして、歯周病、虫歯の汚れ、舌の汚れ、口蓋扁桃の汚れ、胃腸に問題がある場合などです。この原因が一つか或いは二つ以上重なって口臭が発生します。逆に言うと、歯周病や虫歯があると必ず口臭は発生します。そして自分では気付かず、他人も中々言ってくれません。歯周病も初期には症状もなく気付きません。歯の根の周りに歯垢や歯石が付いてそこに細菌が増えて炎症が起こり膿が出てくると口臭が発生する訳ですが、ここで口臭に気付いて歯周病の治療をすれば良いのですが、気付かずに放置すれば歯を支える骨を溶かし、歯茎が腫れてぷよぷよになって歯が動揺してきて初めて気づいた時にはかなり進行した状態で抜歯に至ることもあります。私の家系は代々歯周病のＤＮＡで、祖父は５０才台で上下の総入れ歯、父も７０台前半には総入れ歯、私もそれが分かっていましたので相当努力してケアしましたが、７８才の現在上下額に５本のインプラントを埋め込みマグネットとロケーターという特殊な装置で固定した総入れ歯をしています。それで歯があったときは歯周病による口臭が気になって、歯石を取ったり、頻繁にブラッシングをしたりしていましたが、やはり口臭は消えませんでした。そして最後の１本の残りの歯を抜いたら口臭は見事に消えました！　そこでまず口臭に気付くことです。自分で分からなかったら周りの親しい人に教えてもらい、歯周病の治療を徹底的にして、歯がないのと同じ状態にケアをして行けばかなり口臭も防げるし、歯周病の進行も遅らせることは出来ると思います。それでも口臭が治らない場合は、胃腸や内臓に問題があるかも知れませんので、内科を受診して詳しく調べて貰って下さい。